「電気は貯められない」という常識をくつがえすべく,超大容量電池開発に挑みます。
G3リソースを最大限に活用するには、エンジン発電・燃料電池発電で得た電力を蓄える必要があります。バイオマスを起源とするG3リソースは、その供給量や成分が時間とともに変動し、それに伴い発電電力も変動することとなります。
一方でユーザ側の電力需要も時間とともに変動することから、発電したエネルギーを一時的に蓄えるバッファが必要となります。
従来のニッケル水素電池やリチウムイオン電池では容量が十分とは言えないので、大容量の全固体電池を開発し、G3リソースシステムの中核に据え、システム全体効率の飛躍的向上を目論みます。
本研究では、TF1-1のオフグリッド発電や、TF3-1のエンジン発電、 TF3-2の燃料電池発電などによって生み出された電力を蓄えるため、 高効率・大容量の全固体電池の開発に取り組んでいます。
地域資源を利用した発電では、資源の供給量や発電量が変動する一方、 電力を利用する側の需要も変化します。そのため、発電した電力を蓄え、 必要なときに利用できる蓄電技術が、地域資源を有効に活用する上で 重要となります。
全固体電池による大容量蓄電を活用することで、地域で生み出された電力を無駄なく有効に利用し、 発電と電力需要を柔軟につなぐエネルギーシステムの構築を目指しています。 TF1による「電力の創出」、TF3-1・TF3-2による「発電」、TF3-3による「蓄電」をつなぎ、 地域資源の有効活用とエネルギーの安定利用を通じて、 資源循環と脱炭素化、持続可能な地域エネルギー利用につなげます。