群馬県「再生可能エネルギー・脱炭素化研究開発等助成金事業」

群馬県のGXを加速する 地域資源活用新産業創出プラットフォーム整備 プロジェクト

群馬県と群馬大学 共に目指すもの
2050年に向けた『ぐんま5つのゼロ宣言』

長い日照時間や豊富な水資源、森林資源などの再生可能エネルギー資源に恵まれ、自動車産業をはじめとする高い技術力を持つ産業が集積する群馬県は、気候変動対策と経済成長とを両立させる上で大きな可能性も有していて、その強みを生かして県民の総力を結集して、災害に強く、持続可能な社会を構築及び県民の幸福度を向上させるために「ぐんま5つのゼロ宣言」(2050宣言)を掲げています。

ぐんま5つのゼロ宣言 本プロジェクトにおける、ぐんま5つのゼロ宣言スコア

そして群馬大学も長年、環境に調和し、地域産業の発展に貢献できるような研究・提案を続けており、また学部や研究専攻の枠を超えた協力体制の土台を持っています。

本プロジェクトは、群馬県企業局が地域貢献の取組として「ぐんま5つのゼロ宣言」で掲げる「温室効果ガス排出量『ゼロ』」の実現に向けて、大学・公設試験場等が進める再生可能エネルギーや脱炭素化に関する研究開発・実証事業を支援する「再生可能エネルギー・脱炭素化研究開発等助成金」を活用して実施されています。

私たち群馬大学は県と手を取りあい、「脱炭素」を踏まえた地球温暖化防止対策を考えつつ、その上で地域の資源を有効活用し、そこに住む人たちが元気になる社会の仕組みのデザインに取り組んでいます。産学官、そして市民の皆様との連携をとりつつ、環境的にも産業的にも持続可能な社会を将来に渡せるよう、研究を進めてまいります。


本プロジェクトの概要
群馬大学「群馬県のGXを加速する 地域資源活用新産業創出プラットフォーム整備 プロジェクト」概要

群馬大学が中核機関となって、県内の未利用資源を最大限活用して新たな産業を創生して育成するための拠点を立ち上げるための基盤となるソフトウェア・ハードウェアを整備し、群馬県のGXを加速する資源活用イメージを確立します。

事業終了までに、県内外の民間企業等が様々なアイデアを持ち寄って、GXを基盤とした新産業創出のためのチャレンジを実現するような仕組みを整備することが目標です。


従来型技術開発の課題と、本事業の特徴
群馬大学「群馬県のGXを加速する 地域資源活用新産業創出プラットフォーム整備 プロジェクト」従来型との違い

従来の技術開発は、転換プロセスごとの縦割りになっているため、転換スキームの技術的・経済的制約によって、社会実装が限定的です。

目指すのは「地域のグランドデザインに基づいたオーダー・メイド的技術開発」です。群馬大学の英知を結集して、研究領域の垣根を越えた、新しいぐんまの資源活用の土台を創り出します。


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