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群馬県ロゴ群馬県企業局「再生可能エネルギー・脱炭素化研究開発等助成金事業」

群馬県のGXを加速する 地域資源活用新産業創出プラットフォーム整備 プロジェクト


TF1【運ぶ・集める】 TF2【変換する】 TF3【使う】 用語集

TF1【運ぶ・集める】

【TF1】運ぶ・集める 全体像

地域に分散する未利用資源は賦存量が小規模であり、そこから生まれる電力等を既存インフラに接続するメリットは少ないと捉えられています。そのため、地域未利用資源の活用を進めるためには、小規模の電力やバイオマス資源などが自然に集まる仕組みが必要になります。技術的には、未利用水路に柔軟に適応できるマイクロ小水力発電システムの開発や可搬式・乗せ換え式蓄電池の開発(超小型EV、家庭、資源回収ハブで貯留等)等が必要になります。

また、社会システム的には、未利用資源の量と場所の把握システムの開発とともに、回収ルートの最適化を⾏うことや、地域から資源回収ハブに自動的に未利用資源が集まる社会システムの構築が必要です。

これらを具体化するために、TF1では以下の2つの将来目標を設定し、その有効性の検討をしています。

【TF1-1】未利用資源収集・運搬システム

令和6年度

【TF1-2】未利用資源末端収集のためのDXインフラ開発

令和6年度

TF2【変換する】

【TF2】変換する 全体像

TF2 は、TF1で収集された地域資源(G-resources)を高付加価値材料やエネルギー(G3-resources)に転換する技術開発を⾏うことを目標とし、これまでの技術の縦割りではなく、生物プロセス、熱化学プロセス、リサイクル技術などを連携させた高い経済性を持つ転換・生産技術の構築を目指します。

そのために、未利用資源を地域の拠点である「資源循環ハブ」へ集積し、まずはより付加価値の高い材料への転換を⾏ったうえで、利用が困難な余剰残差をエネルギー転換する仕組みを検討します。

TF2では、以下の2つを研究目標とし、そこから具体的研究内容である7つのワークパッケージを設定しました。

【TF2-1】資源循環ハブにおける未利用資源の高付加価値材転換

令和6年度

【TF2-2】資源循環ハブにおける最終残渣のエネルギー転換

令和6年度

TF3【使う】

【TF3】使う 全体像

TF2で生産した各種燃料をトラブルなく効率的に利用する技術、および方法を確立することが目標です。

現在、広く社会に普及しているエンジンや燃焼器などの燃焼を利用したエネルギー転換装置における再生可能燃料の利用技術および方法の確立と、将来的な高効率利用を見据えた燃料電池での利用、さらには全固体電池による電力貯蔵までを研究の対象としました。

TF3では、3つのTF目標と、7つのワークパッケージを設定しました。

【TF3-1】G3-resourcesのエンジン・燃焼利用(燃料最適利用技術)

令和6年度

【TF3-2】性状変動に対応した燃料電池システムで「使う」

令和6年度

【TF3-3】全固体電池開発と地域資源利用への展開

令和6年度

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