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TF3 Outcome 3

全固体電池開発と地域資源利用への展開

森本 英行   谷口 雄介

研究内容
令和6年度 成果
令和7年度 成果

令和7年度 成果内容

森本・谷口グループ

WP 3-3-1【高効率・大容量全固体電池開発のための負極選定】

電力貯蔵に対応可能な高効率・大容量全固体電池開発のための負極を選定しました。

全固体蓄電池負極の選定に向けて、導電性カーボンで被覆したSiO(以後SiO-C)粉末を用いて、塗布法により固体電解質フリーなSiO-C塗布負極を作製しました。次に、SiO-C塗布負極と酸素導入の有無による硫化物系固体電解質材料粉末をそれぞれ積層して、一軸加圧プレスを行いました。

その後、対極にリチウム-インジウム合金を備えた全固体電池評価セルを構築し、電気化学測定装置を使用して充放電性能を評価しました。


結果、室温において充放電可能であり、その容量はSiOの単位重量あたりに換算して1500mAhg-1以上の高容量を示しました。その容量は、従来の黒鉛負極の理論容量に対して4.5倍に達する勢いとなります。すなわち、固体電解質フリーなSiO-C塗布負極に対し、酸素導入した硫化物固体電解質の適応により、更に充放電容量が増大することから大容量全固体電池負極として期待されます。

このようにして、高容量全固体電池開発に向けた大容量負極の選定に見通しを立てることができました。